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MIND JAZZ の風景/空を見上げれば
- 2014/09/26(Fri) -
 籠りに籠っているこの頃、空を見上げることが多い。

見上げて考えることもあれば、雲をただ眺めている
こともある。

をあるく。
いつもは下を向きながら散策。
?今日は上を向いてみよう!

あら?
何か景色が違う。
いつも通るなれた

毎回おなじをとおる。

変わったのは上か下かだけ。
世界が変わるのは案外簡単かもしれない。

下の世界もいいが上の世界もいい。
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MIND JAZZ の風景/小さな世界
- 2014/09/19(Fri) -
小さな世界がある。

ミクロほど小さくない。
ないが、しかし精緻な世界。

最近、特にこの世界を眺める。
小指の先ほどの小さな世界
「こんなんの誰が作ったのかな?」
などと思うが、解らない。

科学的に分析するといろいろ
言えるのだろうけれど、言わない。

人間世界と全く違う精緻な世界。
とは言っても、人間から見た精緻な世界。

今日も精緻な世界をじっと眺める。
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岩田道夫作品/のんびり仏さん.その.3
- 2014/09/14(Sun) -
とんぼにのったのんびり仏さん。
いつから乗るようになったのと聞くと「分からない」
という。岩田道夫は童話作家も兼ねる。

いつも感動と空想の中にいる。
彼の中にそういう願望があるのかもしれない。

とんぼに乗った景色はどんなだろう。
思い浮かべたが情景は出てこない。
それはそうだ。常識で乗れるはずがない。
でも、彼は乗って今頃、旅をしているはずだ。

本人曰く「ご利益は全くない」らしいが、
見ていると何かほっとする。
それがご利益かもしれない。
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岩田道夫作品/のんびり仏さん.その.2
- 2014/09/12(Fri) -
巷には仏画、仏さん、お地蔵さんをテーマに絵を描く人は多い。
岩田道夫のものは仏画というのだろうか。

優しい表情の周りをトンボが飛んでいる。
彼のこのテーマは色々なスタイルがある。
周りを飛んでいたトンボに最後には乗っていた。

トンボに乗りたい。これも彼の願望かもしれない。
のんびりほとけさん1 
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岩田道夫作品/のんびり仏さん.その.1
- 2014/09/11(Thu) -
 岩田道夫はいつからこのような絵を描くようになったのだろう。
この絵もいろいろなスタイルがある。
のんびり仏さんと言いながら、本人曰く「ご利益はない」
という。

厳しい絵画の世界と違い、この世界はひたすら慈愛に満ちている。
彼のこの世界は本当に理屈のいらない世界。

楽しそうにサラサラ描いている姿が目に浮かぶ。
道夫ほとけ のコピー  
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岩田道夫作品/絵画その.4
- 2014/09/10(Wed) -
 『風と樹の対話』
この絵のタイトルだ。
群青色の闇に樹々と雲がひとすじ。
樹々も彼の手法でデフォルメされている。

彼はポプラが好きだ。
住んでいる住居の前には大きな公園があり
大きなポプラが何本もある。
絵に現れるのはそのせいだろうか。

彼は感動がなければ絵は描けないという。
作品の多さと感動の多さは比例する。

『センスオブワンダー(感性の不思議)』を書いた
レイチェル・カーソンは幼年時代からの感性を
大切にせよと言う。
まさに彼は「感性と感動に生きた」人間だ。
チノミシリ4
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定点観測.8
- 2014/09/09(Tue) -
 9月のある日の夕暮れ。
このごろ夕方に必ず雨が降る。

朝晴れ、午後晴れ、夕方あめの天気。
雨が降った夕方は必ず夕焼けが見れる。

日没の太陽も夏至の位置から、左へ左へ向かい
冬を迎える。

この時期は夏の暑さも一段落。
空を眺める時間もふえる。

特に昼間の雲は夏と秋が混在したような雲。
なにか良い。
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岩田道夫作品/絵画その.3
- 2014/09/09(Tue) -
岩田道夫は1年中『嵐山(チノミシリ)』を描いている。
不思議に思ったが、冬はどうしてるのろう。
彼の移動手段は自転車のみだ。
想像で描いてるはずはない。

絵は冬の『嵐山
こんもりとした山に白い雪。
月と雲が夕闇を照らす。

山の家来のように樹が2本。
究極までデフォルメされた『嵐山

旭川の冬は厳しい。
この絵は厳しさ、温かさと静けさが
混在し独特の質感を醸し出す。
チノミシリ3


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岩田道夫作品/絵画その.2
- 2014/09/08(Mon) -
なんで『嵐山』を描くのと聞いたことがある。
本人曰く「なんでだろう・・・・何かここに引き寄せられる」
という。

また、彼は北方民族のこと、アイヌ民族のことを深く研究
していた。生まれが網走ということも関係しているのかもしれない。

その彼がアイヌの数多く住む旭川で、創作するというのも
なにかの縁かもしれない。

群青色の夕暮れの『嵐山
静寂と温かさが混在した不思議な絵である。
チノミシリ2
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岩田道夫作品/絵画その.1
- 2014/09/07(Sun) -
これから数回にわたって岩田道夫の作品を振り返ってみたい。

岩田道夫の絵画のテーマは旭川の山々だ。
特に『嵐山(チノミシリ)』を描く。

この山は旭川市郊外にある何気ない小高い山だ。
この山アイヌの聖地ともいわれている。
この山を20年来書いている。

山は様々にデフォルメされ、四季折々の風物と相まって
独特の世界を醸し出している。
自然の中に深く入って行き作品を生み出す手法は
MIND JAZZと共通する。

厳しいタッチとほのぼのとした色合いは自然そのものだ。
チノミシリ1

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MIND JAZZのこころ/友人の死
- 2014/09/06(Sat) -
 長年MIND JAZZ MUSICを一緒に創って来た岩田道夫君が亡くなった。
急病による急逝だ。58歳。

彼との出会いは28年前に遡る。
生真面目な神経質そうな言動と裏腹に、彼の創る作品は豪放なところが
あった。私とは生い立ちも作品を創る目的も違っていたが、妙に話が
あった。

私がMIND JAZZを創るためにここに来て31年になる。
その間ずっと彼はMIND JAZZの良き協力者であり理解者であり
続けた。 自分が方向を迷っているといつも的確な方向を示した。
彼もまた小さな酒宴の席で二人で話す何気のない会話から、方向を
確認しているようだった。

彼は仏教から多くの影響を受けているようだった。しかし、熱心な
信徒ではない。何か大きな自然の中に宿る、生き歳生きるものの自然信仰
に近いもののような気がした。
私もまた仏教徒ではないが、自然の中に宿る『何かを』いつも追い求めていた。

彼がMIND JAZZのために書いてくれた一文がある。
言葉で語れないMIND JAZZの世界を彼が適切に
語ってくれた名文である。

           『MIND JAZZ MUSIC』
MIND JAZZとは何か
「心の音楽」です。

心の「ための」でも心に「依る」でもなく
「こころそのもの」の音楽です

その「心」とは何か。
「私の」心でもなく「あなたの」心でもなく「あの人の」心でもなく
みんなが等しく持っている生命体としての心です

差別のない平等な生命の心です
「私の」「あなたの」「あの人の」というふうに別々に分かれ
‘国境’をひいた心ではありません

この音楽を聴いていると それが単に「聴く」ことを越えて
自分の好きな人の心も 自分の嫌いな人の心も
みんな ほんとうは 同じ一つの生命からきているんだと
実感させてくれるような そんな音楽を目指しているのが
MIND JAZZというものではなかろうか と僕は思うのですが・・・

でも これはあえて言葉で言ってみたままでのこと
ほんとうに それだけのものがあるかどうかは
この音楽が自らあなたの心に語ってくれるでしょう

音楽に それを聴いている人も又 この音楽の「創造」に
心で参加しているのです
                   岩田道夫(画家、詩人)

山水

 




























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プラグイン音源の面々。
- 2014/09/04(Thu) -
最近スタジオに進出して来たプラグイン音源の面々。
・弦楽器:ハリウッドストリング、シネマチックストリング
・木管楽器:ベルリンウッドウインズ
・金管楽器:クリスヘインブラス、シネブラス
・打楽器:エリートオーケストラパーカション

とりあえずこんなところ。
そう、これみんなオーケストラ音源。
音源はどれも素晴らしい音がする。
30年来シンセサイザーを触り続けているが
このような音の出るものは今までにない。

今から35年ほど前の80年代初頭、MindJazzなるものを作りたく
機材と格闘してきたが、何か最近、時代が追いついて来た感じがする。

自然界に深く入っていき、そこから生まれるもの。
北方の民族とアジア感を表せるような音楽。

このような音楽をプラグイン音源はどう表現してくれるのだろう。
当然、音源はあくまでツール。
主は人間の眼、耳、心の五感だ。

最近、30年の時を経て色々な準備が整いつつある。
さて!・・・。
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プラグイン音源スタジオに進出!
- 2014/09/03(Wed) -
ついに山のスタジオにプラグインが進出してきた。
ここのスタジオはオールアナログ環境を目指していたが、断念である。

このプラグイン音源というものは非常に優秀で、現代の音楽制作にはなくてはならない。
劇半物にいたっては100%依存である。
このプラグイン音源早くいえば、サンプリング音源、生の楽器の音を細密に録音している。
音源のデジタル版ともいえる。

自分の持っている機材でオーケストラなるものを作っている。
そのほとんどがアナログハード機材。10年前から使いたかったが制約(コンピュータの速さ、
音源の精度)が多すぎて断念していた。
2014年の今、ようやく入れても良いかなというレベルになって来た。
技術の進歩と価格の低下もある。が、しかしまだまだメインにはならない。
背景には良いが。どうもここの環境と違和感があるのだ。研究の余地ありだ。

ここで作る音は、ここの環境から生まれる音。
スタジオに籠ってハワイの音楽を作るのとは違うのである。
季節は秋、体にも機材にも良い季節になってきた。
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