MIND JAZZの風景/山の夕日
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- 2014/11/15(Sat) -
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山の夕日が好きだ。
特に高い山の夕日が好きだ。 下界を見下ろしての夕日が好きだ。 1年に何回か、同じ場所で同じ時間に夕日を見る。 春夏秋冬それぞれに違う。 なにか体の細胞が洗われるようだ。 命の洗濯ではないが、下界では何かと垢がたまる。 いつもどっかりと構えている山を見てると、 自然に体が浄化されて行く。 きっと、5000年前も人間って同じことしていたんだろうな と、想う。 山の夕日が好きだ。 ![]() |
MIDAS レジェンド3000
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- 2014/11/04(Tue) -
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9月からぼちぼちと改造している山のスタジオ。
季節は11月となり外は吹雪だ。 山の仕事場は旭川郊外の高台にある。 というより山の中だ。 そこで、アナログ機材としこしこ格闘。 時代は完全に省エネ、デジタル、ミニコンピュータの 時代である。 そんな時代に全く時代に逆行している機材の導入。 『MIDAS レジェンド3000』録音ミキサー。 これとにかくでかい。重い。100キロ以上はある。 これで何をするか? 最近この仕事場にもプラグイン機材が入って来た。 便利だがどうも気に入らない。 音が。 機材内部で作った音を、外に出さずに完成。 これがどうも気に入らない。 この仕事場、40年以上も前の古い家。 断熱材も入っていないので、冬は昭和の寒さを体感出来る。 自分が小さかった頃の寒さだ。 すきま風も入り、尚更寒さが身にしみる。 東京のスタジオで録音しているのとは訳が違うのだ。 毎日同じ窓から四季の移ろいを眺め、暑さ、寒さを体感し、音楽を作る。 こんな生活を30年もしていると、作るというより生活に近いかもしれない。 四季と気候と生活と音楽。 これが『MIND JAZZ』かも知れない。 ![]() |
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