師走のこの時期に毎年思うことがある。
『音楽の力を使って何かもっと良いこと出来ないか』
世間の人々は年末とお正月に向かい何とも慌ただしい。
私の周りというと静かなものである。
昨年で『ジャズマンスイン旭川』という事業を終えたこともある。
この静かな師走の時期、二人の人間に無性に会いたい。
100歳までジャーナリストとして走り続けた『むのたけじ』
もう一人は自然農法を提唱して走り続けた『福岡正信』
なんとも、この二人の生き様がすごい。
先の終戦を機に、新聞記者だったことを恥じてやめ、故郷の秋田にこもり
一人もくもくと『新聞たいまつ』を作り発信を続けた。
『新聞たいまつ』は本として出版されているが、考え尽くした言葉を
使い舌鋒鋭く切り込む。 なんともこんな音楽が作りたい。
もう一人は同じく100歳近くまで生き『自然農法』を提唱した『福岡正信』。
二人に共通していることは、死ぬ直前まで発信をし続けたこと。
孤高といえばそうなるが、所詮人は『一人で生まれ一人で死んでいく』
その覚悟ができれば終わりまで走る続けることが出切るかもしれない。