アナログスペースNewコーナー
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- 2017/08/23(Wed) -
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2014年にスタジオを改修してから3年が過ぎた。
3年を境に、使い勝手の良いところ、悪いところを 検証し、新しいアナログスペースを作った。 ![]() 今までのスペースで一番使いずらかったのが、 コンピュータで作業をするスペースと、アナログスペースの 連携だ。 ![]() 一番問題なのが、大きなミキサーを入れたことにより 作業スペースがなくなったこと。 ![]() この大きなミキサー音は好きなのだが、PA用機材のため 操作感が良くない。 もっと言うと無骨。 録音現場とPA現場では求められるものが違うので 当たり前といえばそうなる。 このスタジオには3台のミキサーがある。 1.MIDAS レジェンド3000(40ch) ※ヘッドアンプが気に入って購入したが、PA卓のため フェーダー等の操作感が良くない。プラス使わない 機能が多すぎる。 ![]() 2.Sound Tracs MRX(32ch) ※もともと録音を主眼に作られた卓で、機能も最低限揃って いる。フェーダー等の操作感は抜群に良い。 ![]() 3.YMAHA 02R(44ch) ※一世を風靡した02Rだ。高機能、且つ使いやすいが音が 好きでなくしばらくお蔵入りしていたもの。 最近のプラグインを主体とした録音のため復活。 ![]() この3台のミキサーを連携させようと思ったが、どうもうまくいかず 結局MAIDASはしばらくお休み、ということになった。 メインはサウンドトラックと決まると、MTRも復活。 ![]() 3週間あまりかかったが、改修当時使えなかったロジャースの モニターも復活。モニターもヤマハとロジャースのみ。 何かすっきりした。 合わせてロジャーススピーカ台の製作、ヤマハモニターのメンテナンス、 レコードプレーヤーの復活と、2014年改修当時出来なかったことを 全て行った。 ![]() ![]() ![]() アナログ機材が益々復活した。 アナログ機材を日々触っていると、今時のデジタル機材のように サクサク動かない。 プラス、メンテナンスとウォームアップが必要。 便利なことが当たり前になった現代。 アナログをさわっていると、『そんなに急がなくても良いかな』 という気になってくる。 ![]() 結局3週間あまりかかったが、何とも実りの多いアナログスペースの 改修作業だった。 |
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