『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.9 『INORI』
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- 2018/09/29(Sat) -
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New Mind Jazzの第9曲目『INORI』
邦題は『ヴァイオリンとストリングシンセサイザーの為の祈り』 『Spirit of Asia/アジアの香り』のアルバムの最終曲。 この曲は、他の8曲と違い特別な構想を持たず作曲した曲です。 構想は最小限、ヴァイオリンを主旋律にする、簡単な音形を使用し 変化させながら曲を構成する。 この2点。 水もイメージしている。 簡単なメロディー音形が形を変え、バックの絶えず変化するストリングシンセにのり メロディーを奏でる。 バックでは日本古来の『シシオドシ』を連想させる音も聞こえる。 宇宙スペースを感じさせる中、歌うヴァイオリンの歌。 水を連想させるシーケンサーの後、簡素なオーケストレーションの エピローグが流れ曲の幕を閉じる。 ![]() 『INORI』 |
『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.6 『アジアの香り』
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- 2018/09/18(Tue) -
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New Mind Jazzの第6曲目。邦題は『アジアの香り』
アルバムのタイトル曲である。 今回の制作にあたり、5つの文化と文明のカテゴリー を作り制作にあたったが、そのカテゴリー4にあたる メソポタミア文明。 いわゆるチグリス、ユーフラテス川地域を元に 栄えた文明にある音がヒントになっている。 この曲作りでは、スリットドラムを多く使っている。 なんと言うのだろうか。木琴のようなマリンバのような 不思議な音である。 その音に乗り、中東リズムの上をウード、ネイの笛の音が、 スーフィのメロディーを奏でる。 ゆっくり流れる悠久のアジアの雰囲気が曲全体から 醸し出される。 ![]() 『Asia no Kaori』 |
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