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幻の古代オホーツク人の楽器
- 2018/11/07(Wed) -
古代オホーツク人の楽器を調べている。

古代オホーツク人の民族は大きくウィルタ(オロッコ)、ニブフ(ギリヤーク)
アイヌの民族に分けられる。
◼︎ウィルタ(オロッコ)
ウィルタ   
◼︎ニブフ(ギリヤーク)
 ニブフ   
◼︎アイヌ
アイヌ 
もっと広くロシア地域まで入れると30以上の少数民族が含まれる。

アイヌの楽器と知られるものとして、トンコリ、ムックリが一般的だが、
オホーツク人のウィルタの楽器として、トンクルというものがある。
これはほとんど中国の胡弓と同じもの。
トンクル 
またニブフの楽器として『ヘニュード・イオンカ』という楽器
がある。 これは2000年前からあるオーストラリアの『ディジュリドゥ』
という楽器と原理は同じものだ。
ヘニュードイオンカ 
この『ヘリュード・イオンカ』という楽器は長さの短いもの、『ヘリュード』
長いものが『イオンカ』という。

アイヌの楽器は非常に数が少ないと思われがちだが、
樺太(サハリン)からオホーツク海にかけて文化を
持ったオホーツク人は楽器も非常に豊かな楽器と
音楽を持つ。

北はロシアにつながり、南は北アメリカに繋がる文化を
持つ『古代オホーツク人』非常に興味深い。




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白地に赤い紅葉。
- 2018/11/03(Sat) -
 今年は山の仕事場にこもる事が多い都合
おおくの紅葉を眺めた。
IMGP7723.jpg
日本人は紅葉が好きだ。
特に赤い紅葉が。
なんでか考えてみた。

紅葉があるのは世界的に見てもかなり少なく
温帯地域のほんの一握りだ。
それも木が落葉広葉樹のあるところ。
IMGP7728.jpg
そして、落葉樹の種類が日本で26種類、カナダで13種、
欧州で13種。倍近くも種類がある。
chuubu01.jpg 
なんでか?
氷河期に日本列島で広葉樹が生き延びたからで、
一方北米大陸や欧州では氷河のため落葉広葉樹が死滅
したかららしい。

プラス、日本列島では暖かい海岸線や内陸部の起伏に富んだ地形に
守られてこれらの落葉広葉樹が生き残ることができた。
という事は、自然の偶然が重なり今ある紅葉になっている。

なんで紅葉し葉が落ちるか?
秋になり気温が低下し、太陽光を取り込むため。
その前段階として紅葉し、葉を落とす。
そして越冬し木は生存を図る。

と、ここまで調べるとなにかしみじみとしてきた。
もう時期雪の季節も近い。






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