アジアンジャズ『森の詩』第6曲『ゆく道々には』
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- 2021/12/13(Mon) -
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道をゆく。ひたすら道を歩く。若人、老人、赤子、様々な年代の人々の
理想郷を求めての行進。その先に本当にあるのだろうか。 理想郷というものが。 ![]() ケルトの民は文字を持たなかった。 その為古代ケルト民族を直接うかがい知るのは、 ローマ人、ギリシャ人の文献を通してしか知ることが出来ない。 最果ての地で素晴らしいケルト文化を作り上げたケルトの民。 今、その民のことを想う。 ![]() ![]() 森の詩/第6曲『ゆく道々には』 曲集『森の詩』音楽覚書へ |
アジアンジャズ『森の詩』第5曲『ラスコーの歌』
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- 2021/12/12(Sun) -
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洞窟に壁画を描いた民衆の気持ちを思う。
狩猟に明け暮れる中、未来を思う気持ちと、日々の平安を願う心。 2 万年も前に描 いた人々も歌を唄い絵を描き願い事をする、 変わらずある願いは現代人と同じはずだ。 ラスコーとはスペインにある壁画洞窟のこと。 ![]() この壁画を描いたのは、自分たちの祖先クロマニョン人とされる。 今から2万年以上前のことだ。 日本でいうと縄文時代が始まる前。 生活様式を見ると現代のアイヌ民族の中に見られる様式が数多くある。 この時代の人の心にどんな歌があったのだろう。 今、それが知りたい。 ![]() 森の詩/第5曲『ラスコーの歌』 曲集『森の詩』音楽覚書へ |
アジアンジャズ『森の詩』第4曲『地平とおく』/NewTango
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- 2021/12/12(Sun) -
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アジンジャズ『森の詩』4曲目『地平とおく』である。
ヨーロッパを席巻していた古代ケルトの民は北へと移っていく。 民族の中で統治組織を持っていないケルトの民は屈強な組織のローマ軍になすすべがなかったのである。 地平遠くにある理想郷を求め北へ北へと向かった古代ケルト人。 今、彼らの気持ちを察してみる。 ![]() 北欧の国フィンランドにはタンゴがある。 一説にはフィンランドがタンゴが発祥の地という説もある。 若干大人しめだが、明らかに紛れもないタンゴ。 白夜のタンゴである。 この音楽良く調べてみると、タンゴはラテン音楽という感が強くなった。 地平とおく安住の地を求める古代ケルト民族とタンゴ。 妙に融合している。 ![]() 森の詩/第4曲『地平とおく』 曲集『森の詩』音楽覚書へ |
アジアンジャズ『森の詩』第3曲『太陽は沈まず』
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- 2021/12/11(Sat) -
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夏の北欧の太陽は沈まない。『白夜』である。
これは有史以来何万年も変わらない自然現象だ。 ケルトの民は、その特殊な自 然環境の中で多くの童話、逸話、叙事詩を書いた。 その多くが妖精を主題にしたものだが、特殊な自然環境から生まれるそ れらの文学はとても素晴らしい。 ![]() ケルトの民の思想はすべてのものに神が宿るとするアニミズムに代表される。 また、渦巻き模様に代表される美術表現も卓越したものとされる。 ![]() 森の詩/第3曲『太陽は沈まず』 曲集『森の詩』音楽覚書へ |
アジアンジャズ『森の詩』第2曲『アルタミラの風』
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- 2021/12/10(Fri) -
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スペイン北部、カンタブリア州のアルタミラ洞窟に 2 万年以上も前に描かれた洞窟壁画がある。
薄暗い洞窟の中に驚くべき 動物が躍動する壁画。 ![]() この壁画を描いたのは、人類の祖先ネアンデルタール人とされる。 森の中で日々の狩猟に明け暮れる日々。 そんな中でも現代人と同じように日々の平安を祈ったのだろうか。 ![]() 森の詩/第2曲『アルタミラの風』 曲集『森の詩』音楽覚書へ |
もう、12月。アジアンジャズ4作目完成。
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- 2021/12/08(Wed) -
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今年もいろいろあったが、とりあえず年間を通して作っていた
アジアンジャズ4作目がようやく完成した。 タイトル:『Deep Forest』、邦題『森の詩』 ![]() テーマは古代ケルトと古代壁画洞窟。 古代ケルト文化は紀元前2000年位を境として栄えたヨーロッパ 文化の一つ。隆盛を極めた時期にはヨーロッパの8割をケルト人が 占めたというほどである。 独自の文化を持ち、渦巻き模様に見られる美術は特に有名である。 しかしその広大な地域に居住するケルトの民も、強大な組織を 持つ、ローマ帝国軍に追いやられ北へ北へと追いやられ、ついには島国アイルランド 地域に居住するようになる。 ![]() 森の詩第1曲『ヴァルプルギスの夜舞』のヴァルプルギスはケルト人の 祭りハローウィーンと並び有名な夜祭のこどである。 海辺の安住の地で夜舞を踊るケルト人。 森の詩第1曲『ヴァルプルギスの夜舞』 曲集『森の詩』音楽覚書へ |
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