FC2ブログ
『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.3 『Oriental Chorale』
- 2018/08/25(Sat) -
  『Spirit of Asia』の第3曲目『Oriental Chorale』
邦題は国境の町。国境の町とはインド周辺ではなく、北インドの北方、チベットあたり。

シンプルなメロディーをコラールのように繰り返しインドの打楽器タブラ、
ガダムのリズムで歌わせる。幻影のように遠くで和太鼓の音がする。

今回の創作全編に共通しているが、ジャズ、ポピュラーで使われる
ドラムではない新しいリズムを模索している。
ドラムセットの新しい可能性と言っても良いと思う。

1900年初頭には打楽器としてバラバラであった、大太鼓、
小太鼓、大小のシンバルを組み合わせて一つにしたのが
ドラムである。この楽器の最も画期的なところは小さなシンバルを
2つ合わせたハイハットの考案である。
このハイハットが生まれたことにより、一人の人間がパターンを
刻むことによりリズムを作る現代のポピュラーパターンが
出来上がったのである。

SOAジャケットカード32

『Oriental Chorale』





この記事のURL | NewMindJazz/アジアンジャズ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.4  『Bunzubison』 | メイン | 『Spirit of Asia/アジアの香り』各曲制作ノートNo.2 『Move Around』>>
コメント:

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック:
トラックバック URL
→http://yoshijazz.mindjazz.jp/tb.php/117-ca837063
| メイン |