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幻の古代オホーツク人の楽器
- 2018/11/07(Wed) -
古代オホーツク人の楽器を調べている。

古代オホーツク人の民族は大きくウィルタ(オロッコ)、ニブフ(ギリヤーク)
アイヌの民族に分けられる。
◼︎ウィルタ(オロッコ)
ウィルタ   
◼︎ニブフ(ギリヤーク)
 ニブフ   
◼︎アイヌ
アイヌ 
もっと広くロシア地域まで入れると30以上の少数民族が含まれる。

アイヌの楽器と知られるものとして、トンコリ、ムックリが一般的だが、
オホーツク人のウィルタの楽器として、トンクルというものがある。
これはほとんど中国の胡弓と同じもの。
トンクル 
またニブフの楽器として『ヘニュード・イオンカ』という楽器
がある。 これは2000年前からあるオーストラリアの『ディジュリドゥ』
という楽器と原理は同じものだ。
ヘニュードイオンカ 
この『ヘリュード・イオンカ』という楽器は長さの短いもの、『ヘリュード』
長いものが『イオンカ』という。

アイヌの楽器は非常に数が少ないと思われがちだが、
樺太(サハリン)からオホーツク海にかけて文化を
持ったオホーツク人は楽器も非常に豊かな楽器と
音楽を持つ。

北はロシアにつながり、南は北アメリカに繋がる文化を
持つ『古代オホーツク人』非常に興味深い。






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