古代オホーツク人の末裔ギリヤーク。
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- 2018/12/17(Mon) -
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ギリヤーク(ニブフ)は樺太中部以北及び対岸のアムール川下流域に
住むモンゴロイド系の少数民族。 樺太地域には大きくギリヤーク、ウィルタ、アイヌの先住民族がいる。 どの民族も独自の文化と言語を持っているが、共通している風習も多い。 特に北海道のアイヌとの風習は非常ににているところが多い。 ![]() 私自身、音楽をやるので芸能、音楽のことを調べるが、ギリヤークの 独自の楽器オーストラリアのデジュリデュウと同じ起源持つヘリュートイオンカ、 中国の胡弓の起源のようなトンクルなどは興味深い。 この民族では、丸太を叩き楽器にする風習がある。 これは遠くアフリカでも同じようにあり、複雑なリズムを 数人で一本の丸太を叩き見事な演奏をする。 下記の映像にはトンクルの映像も出てくるが、胡弓とも 馬頭琴とも違う演奏法は目をみはる。 このギリヤークもロシアの民族同化政策により多くの文化 風習を失ったが、現代では少しずつ風習が見直されつつある。 一度文化を失ってしまうと、なかなか復活は難しい。 ギリヤークの映像を見ながら、今、民族、風習の大切さを思っている。 |
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