今日から8月!今日も暑そうだ。夏はほんとテンションが下がる。
早く寒くならないかな・・。何て言うと農家の方に怒られる。
と、ぼやきはともかく今回は、その.3。ピアノ&ベースセクション。
今回はのコンサートでは2名のピアニストをお願いしている。
その2名だが全く個性、演奏スタイルが違う。

ウーゴ・ファトルーソは南米ウルグアイ出身、ウルグアイのスーパースターとして名高い彼は、
今年80歳を迎えた。豪快な音から作りだすリリカルなメロディーセンスは私のお気に入りだ。
特に、近年の私の作品『アジアンジャズ』には、強いピアノ音が絶対必要なのだ。

もう一人、フェビアン・レザ・パネは30年来の付き合いになろうか。
一貫してピアノの美を追求してきた人間である。
彼独特の静寂な湖面に石を落とした時、広がる美しい波紋。
それを表現できるピアニストは日本では彼しかいないだろう。

そして、ベースはコモブチ・キイチロウ。彼とも付き合いが随分長い。
タイトなロックからラテン、ウッドベースでのジャズ演奏までしっかりボトムを支える。
近年は渡辺貞夫との共演が多いみたいだが、ナベサダとの共演で私のお気に入りは
マルセロ木村参加のラテン演奏を行なっているもの。
昔からナベサダはラテンを取り上げているが、コモブチ・キイチロウが入ったものは、南国の風が吹いてくる。
と、書いてこの街(旭川)にはラテンの匂いはまるでないが、今回演奏する曲でもラテンタッチの曲が数曲ある。
実はラテン、キューバンルンバが好きなのである、自分は。その.4に続く。